
もも
桃はおよそ200年前から山梨ですでに栽培されておりました。天候に左右されやすいものの、県内各地で多くの新品種が開発され、管内では日川白鳳、加納岩白桃などが輩出されています。
管内は、緩やかな傾斜があり水はけや土壌、気候など桃の生産に最適な条件が揃っております。それぞれの地域で、温室や露地栽培、園地の標高が300~800メートルまでと特徴をもった桃が生産されております。
「日川白鳳」、「加納岩白桃」、「白鳳」、「浅間白桃」、「一宮白桃」、「川中島白桃」を中心に、さまざまな品種が栽培されています。
ヘルシーメモ
分解されやすいショ糖が主成分で、速効性のあるエネルギー源として貴重。また、水溶性食物繊維のペクチンが豊富で血中のコレステロールを下げ、血糖の上昇を抑制し、大腸がんを予防します。
食べる際の注意
冷やしたももは美味しそうですが……冷蔵庫には食べる2~3時間前に入れてください。長時間冷蔵庫に入れると若返ります。(メロンやスイカも同じです)
美味しく召し上がってください。
品種
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早生種
- ちよひめ
- 日川白鳳
- 八幡白鳳
- 加納岩白鳳
- みさか白鳳
- 夢しずく
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中生種
- 白鳳
- あかつき
- 浅間白桃
- なつっこ
- 一宮白桃
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晩生種
- 川中島白桃
- ゆうぞら
- さくら
- 甲斐黄桃
出荷(販売時期)
※気象条件により、出回り時期は多少変動します
この桃は、早生のオリジナル品種として県が開発しました。2000年に「浅間白桃」に「暁星」を交雑し5年前に出願公表され、2013年に品種登録されました。品種名は、みずみずしい食味の特徴に由来します。
「白鳳」系の大玉で糖度は高く、食味も優れていている桃です。(収穫時期は7月中旬~下旬)
見かけたらぜひ一度手に取って食べてみて下さい。